銃だと思われたなら仕方が無いｷﾘｯ！（挨拶

さて、ずいぶん前に三回だけやった
珍しいキットの紹介コーナーですが
少しだけネタが出来たので超久々に再開します。
つっても、今回と次回の２回だけだけどね！w


と言う事で今回ご紹介するのは

Bクラブ　1/35　ファントム


自分がファントム作ったんで
この機会にご紹介〜。

このキット、販売は91年のF-conという
JAF-CONの前身みたいなイベント。
当時のBクラブ誌のイベントレポくらいしか掲載されてないので
ほとんどお目にかかる事は無いかと思います。


この時期にBクラブが出していた1/35ソフビキットの流れで
コチラもソフビキットになる予定だったみたいですが
残念ながらお蔵入り。
レジン版だけがヒッソリと世に出る事となりました。

では中身について。
ますはインスト


ご覧の通り、オブションで背部放熱機構、
ジャミングポッドも付属。
関節はソフビ化予定の為か、基本差し込み固定。

ファントム自体が98式より大きいので
同じスケールなので結構デカいです。
　

抜きもこの時代の物にしてはかなり良いので
（形状のおかげかな？）
いつかは作ってやりたいな…。

と、言う訳で、初の永野メカ以外のキット紹介でしたーw

あ、ついでに友人が持ってる
速水さんの3Dショウのファントムもチラっと…。
　

こちらは本編のイメージでかなりガッチリ体型！
コレも同じ頃のイベントでの販売だったようです。
（Bクラの紹介記事と同じページに記事アリ）

あとはHJの特集で1/60のキット作例があったり
（ライターさんが個人的に買ったのを持ち込んだようですw）
彩工屋さんがへっどモデルを出したり
バンダイのインジェクションキットがあったり

脇役だったけど結構ファントムって立体物に恵まれてるなぁ！

管総理が辞任したら協力する（ｷﾘｯ　とかいってませんでしたっけ（挨拶

さて、ようやく第三回っつーか、
本当は別のをやろうと思ってたんですが、ネタが結構微妙…というより
本当の事言っちゃっていいのかなー…という業の深いアイテムだったのでちょっと様子見。

そこで急遽採用したのがコイツ。

模型の王国　NONスケール　グランチャー
WF2004夏購入。

手付け状態なのですが、箱一杯のパーツが分かるかと…


劇中に出てきたグランチャーは結構細身でしたが
このキットは原型の大森ちきぃ太氏のアレンジが炸裂！

各部の圧倒的なボリュームは
海洋堂のグランチャーバロンズゥのイメージを取り込んであるんじゃないかと思ったり…。
後年（つーか2008〜9あたり）設定版のグランチャーも出されてましたが
個人的にはこの「如何にもガレージキット！」な2004年版がやっぱり好き。


インストの通り、そんなにパーツは多く無いんですが
そのボリュームと、手流しキットであるが故に完成までは相応の努力が必須！
ついつい仮組とかして、それで満足しちゃったりとか…

もう足首のパーツだけでもこのサイズ！

被さる踵周りなんて1パーツですよ！


非常にアッサリとした紹介ですが以上！
いやね、急な当番って事で見切り発車もいいとこでして
なんとなーく市販の今の造型とは違う物って事で選んだんですが
思った以上に書く事が無くて…。
この凄さは実際手にしてもらいながらじゃないと伝わりにくいよなぁ…。

まぁ、このカテゴリーがFSSに特化した物じゃ無いってのが伝わればイイヤ（え

ではまた！（本気で次に悩みながら

あぁ軽過ぎて頭が下げられないなら仕方が無いよな…（挨拶

調子に乗って第二回とか…
小出しにすりゃあいいんだけど引っ張り出して画像撮るのを一気にやっちゃってるからねぇ…もうドンドン書いちゃう！

とか言いつつ第三回の目処が立ってないんだが…。

ってなワケで第三回はWAVEの1/100アパッチ。


WF限定で販売された1/100のアパッチ。
販売元はWAVEですが、原型はアートギャラリーっちゅう香港だかのメーカーさん。
JAF-CONなんかで1/100Sガンダムやらを出してたメーカーさんで
FSSに関しては国内の代理店（？）みたいなのが必要って事でWAVEさんが引き受けてイベント販売をしておりました。
一般商品としては同じくWAVEさんから1/144のブーメランユニットなんかを出しており
イベント品は最初に1/100オージェ・アルスキュル、イワクツキの1/100V・サイレン-レーダー騎、このアパッチ、その後LEDミラージュ・バビロンズ（ストライクル）、LEDミラージュ-フル装備などを出したんですが
前述のVサイレンの絡みからか結局WAVEとの提携はｵｼﾞｬﾝ。
その後エレガントクリエーションやらGシステムやらに化けていった
まぁぶっちゃけいかがわしいメーカー（ディーラー）でございます。

で、余りにも露出が少ないので完成状態をまともに見た事すらございません。
なのでキット状態のみでのご紹介といたします。


まず中身。


どうです、このミッチリ詰まった状態。
1/100というサイズとデザインのお陰で凄いボリュームです。
（ちなみに箱のサイズはWSCと同じ）

　
でもってパーツなんですが
内袋を開けてないのでハッキリ見えないですね、ゴメンナサイ。
ただ、今の造型に比べるとかなりアッサリしてます。
また、どうにも「箱」っぽい。
とりあえず装甲の裏側はツルっつるです。


とは言え頭部等の分割は結構凝ってまして


装甲板を一枚ずつ取付けるとかマスクは別パーツだったりとか


指を一本ずつ取付とか…
…ﾒﾝﾄﾞｸｾｪ…

　
このアッサリしたインスト…。

販売された90年代相応のキット内容なのと
このメーカーの独自の造型テイストとして妙に「箱クサイ」んですが
唯一フリーポーズの1/100アパッチとしてはまぁ貴重でしょうね。
骨太で民族色豊かな人気機体ではありますが
たぶん新キットが出る事は無さそうですし…。


ちなみに、上の写真の通りミッチリ詰まったキットだったんですが
購入時には

こんだけのパーツが余分に入ってました。

何かに使えそうだけど
何に使えばいいのか非常に悩ましい余剰パーツ。
っていうかどんだけいい加減だよ！
昔VolksさんのMMクラウドスカッツで羽が1セット余分に入ってた事はあるけど
流石にこの入れ間違いは驚異的と言っても良い様な…。

ってな感じでまた次回〜（あればね

個人的な好き嫌いで特定の嗜好品の値上げを考えるとかホントに公人？（挨拶

さて、ネタが無い（というか製作中のが更新する程進んでない）ので
普段あんまり目にする事の無いキットでも上げてお茶を濁そうかと（志低っ

で、第一回は超有名なじーにあす谷氏のアマチュア時代のキット。


スケールは1/72。
販売は1995年1月29日のWF。
販売数は20個（後述するMG誌の記事参照）



1/72だけあって結構なデカさ。
ですが、最近は1/100表記でもやたらデカいので今見るとそうでもないのかも…
後にパトラクシェミラージュも販売され、そちらが海洋堂から一般販売されたってのは有名な話。


ちなみに比べてみるとやはりパトラクシェの方が後発ですし
設定画稿が新たに描かれており、それを元に造られているので情報量が多くなってます。


　

現在も原型作業の合間にチマチマと進めているのですが
さすがに個人手流しって事＋この時点でも結構なパーツ数なので作業量が多く
なかなか終わりが見えてこない…という状況。
個人的にはこのキットに見られる様な
何となく「生」っぽいディティーリングが好きでして
何とか完成させたいなーと思っております。


このキットについてや谷氏については
モデルグラフィックス誌　2000年7月号　vol.188
で見られますよー。