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鉄血はFSSだけでなくブルーナイト要素まで…(挨拶

さてさて、いよいよ2016年もあと一週間。
昨日はTF有明組の打ち上げに参加してきましたよっと。
まぁ、ぼっちじゃないのは嬉しいもんです。

んでそんな話は一切関係なく最近やってたこと。
それがリペイント用の塗装剥がし。
イベント関係の塗装って結構突貫なので
いつも塗り直ししたいなーと思いつつ
塗装落としが面倒でそのまんまになってました。
いわゆるシンナー風呂って案外落ちないんですよね…。
そもそもレジンキットの場合
プラモと違って溶剤で表面が侵されて食いつく事が無く
それゆえに磨き(足つけ)→サフ(プライマー効果)と
塗膜の定着のための工程を挟んでるのでなかなか落ちません。
あと、他の作業もしてるので「漬け置き」となると
溶剤分が強いとパーツが変形しちゃったりしてかなり厄介。

そこで、色々調べてみたところ
IPA→イソプロピルアルコールってのが効果的との事。
んで買ってきました。

ホームセンターブランドのガソリンの水抜き剤。
漬け置きが基本なのでとりあえず3本。
1本98円なんで非常にリーズナブル。
ちなみに、何やら添加剤が入ってるものもありますし
ディーゼル用ってのがありますがガソリン用を買う事。

で、早速漬け込み。

温めると効果が増すそうなので
パテ硬化促進や塗装乾燥用のヤマゼンに投入。

パテ盛ったガメレオがなんか苦悶の表情を浮かべてますw

そしてやく1〜2時間ほど経ったあたりで
我慢できなくなって様子見。

一枚目の上の方にあったパーツを使い古しのハブラシでゴシゴシ。
するとこんなにキレイに剥がれるじゃありませんかー。
しかもパーツ自体には特に目立った傷みもなさそう。
リムーバー系や溶剤系と違い
あくまで食い付く効果を分解してしまうだけなので、
ハブラシ等でこすってやらなきゃいけませんが
この落ち方は非常に嬉しい。
この見事な剥がれっぷり!

こんな感じで「剥がれる」ので
漬け込み容器の中で可能な限り剥がしてキレイにしておいてから
あとは水で洗浄しましょう。
この時点で剥がれた塗膜が付着してると
水洗いでこびりついてしまうので
できる限りキレイにしておく事が大事みたいです。
まぁ、ある程度ならもう一回磨くので問題ないと思いますが。

と、いう事で、非常にいい結果で満足。
ただ、このあとに投入したタミヤスプレーで塗ったパーツは
剥がれるというより色が溶け出してる感じ。
また、メタリック系は粒子がバラバラになって
漬け込み容器の中に溜まってしまってパーツに付着しやすくなります。
そのままだと再塗装時に浮いてきてしまう場合もありますので
塗る対象によってはそこは気にしておいた方がいいかも。
エアブラシみたいにメタリック専用の漬け込み液を用意した方がいいかもですね。
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WFの許諾きたぜヤッホイ!(中部地区では「地獄が見えてきたぜ!」の意味)

つーことで、イベントのお話はまた後日にするとして
今日は久々に「道具」カテゴリーのエントリー。
いや実際新しい道具導入しても結局は使い慣れたヤツの方が便利で
あんまり書くことがなかったりするんですよね…。
しかし今回のは

自分からお願いして作ってもらった

ヤツでして、それもまだ試作段階。
本質的には新しい道具というより
すでにあった道具に機能を追加って感じなんですが
物はコレです!(ドーーーン!)


どうですこのストイックなカタチ!
いやまぁカタチもだけど機能も大事ですけどね。
んで、コレはナニかってーと、
以前サラっと記述したasaiさんのところのVブロックに

パイプ類を正確にカットする機能を追加

したもんでございます。

あ、今こう思いましたよね?

「そういうのってなんか専用の治具あったよね?」

えぇありました。


もちろん持ってて使ってみましたとも。
ただ、コレ、存外使いにくいんです。
まず、幅があってオルファのノコだと届きません…


そして、ガイドの溝の幅がありすぎて思った以上に真っ直ぐが難しい…
(サンプルはタミヤのホビーノコ)


あとは非常に限定的なんですが、
底面のガイドより幅のあるパイプの場合
当然押さえつけながらノコを引き、場合によっては少し回転させるんですが
そうすると…

この斜めのガイド部分のエッジで

引っ掻き傷が…
そこはまぁマスキングテープなんかで養生ってのもありますが
いちいち巻いて剥がして〜は煩わしいんですよね。
特に何本も何回も切るとなると余計に。

あ、更にこう思いましたよね?

「パイプカッター使えばいいじゃん」

その通り。
無論ソレも使ってました。
しかし、パイプカッターも刃の取り付けに「遊び」があって
一周させてみたら

「アラ不思議!スタート部さんとカッティングエンドさんは永遠に出会えませんでした!」

みたいなこともあったりするワケです。
でもって、刃自体が山型なので

切断面がキッチリ直角にはなりませんし
刃の厚み分が意外と計算に入れにくかったりもします。

そこで、以前から面出しなんかで使っていたVブロックに
カッティング用の機能を追加してもらいました。

っていうか、twitterで

「市販のは切りにくいんだぁ!」って言ってたら
サラリとasaiさんが提案、試作を提示してくれまして
その場で「僕のにもお願いします!とw

そんなワケで現在この機能のテスト中。


細かな作業報告はまた後日ということで

あ、決して市販の治具やパイプカッターがダメなワケじゃないんですよ。
ただ、もっと自分に合う、使い勝手の良いのはないかなーって模索なのです。
既存のアイテムでも少々の手直しで十分使えます。
ただ、数を要する場合はいちいちやってられないので
そのあとの手数を減らせるようなのをもっておきたいな〜って話なのです。
今日になってぇ…申請結果がぁぁ来たウァァァハァッ…アァァァー(号泣

つーこって
ギャンも艦これも許諾来ましたー。
なんだか色々あったみたいですが
(再審査での逆転許諾とか、株主からの社長凸とか…)
何はともあれ全部許諾頂けて一安心。
版元様ありがとうございますー。

てなワケで、あとはもうとにかく作るだけで
書く事もあんま無いので最近使い始めた道具とか…。



言わずと知れたアルティメットニッパー
ホビーショーの前にちょっとした絡みが有って
効率上げる為に購入(結局案件自体は流れちゃったけど)。

当初は使用時の細かい注意事項が多いんでちょっと敬遠してましたが
思った程ヤワい訳じゃ無いみたいなので
(ただし、やっぱ雑に扱うのは厳禁ね)
最近は結構重宝してます。
ここんとこガンプラで増えてきた摩耗製の高い新プラ材等の場合
粘りが強いんでナイフ処理ややすりがけが結構面倒なんですが
コイツで上手い事やればほとんど処理要らず。
部位によって二度切りと組み合わせればかなり効率アップ。

んで、ホビーショーでステッカーまで貰ってきましたw

お次はasaiさんのとこのVブロック


プラ棒の切断の垂直出しとか板の切断面の角度出し等々
精度を上げるのに重宝致します。
軽めで取り回しの良いアルミ製と
重めで安定感の良いスチール製の二種類がありますので
お好みで選べるのもまた○。

元々道具には無頓着だったりするんですが
たまーに良い道具使うと

上手くなった気

がするのがたまらないですw
世の中どんどん進んでいくもので
この模型の業界においてもそれは同じ。
最近では色々と便利な道具が次々と出ていたり…。

でまぁ色々試したりはするんですが
結局使うのは使い慣れたデザインナイフだったり
これから紹介する物だったり…。

まぁ言ってみれば「けがき針」ってヤツなんですが
市販品では無く自作。
自作なんておこがましいくらいに簡単に作ったんですが
これが今では手放せない。

市販の「けがき針」は案外使い難い(持つとこが細かったり、先端の太さがイマイチだったり)ところがあったので、
自分で使い易い物を求めていた時に模型誌の記事を見て作った物です。

用意するのはシャープペンシルと虫ピン。
ただし、安い虫ピンは太さがシャープペンシルの太さに合わない事が有るので
画像の様なのがベスト。


このテの虫ピンは昆虫関係の専門店に行けば売ってまして
ピンの太さやなんかがちゃんと分かる様に売られているので
合わなくて使えねぇぇぇーーー!って事が無いのです。
で、コレをシャーペンの芯の代わりに入れるだけ。

これの利点は、持ち手がシャーペンなので取り回しが良い。
針の部分を長めに出す事で、やや届き難い所でも届かせる事が出来る。

虫ピンの余りはヘッドの部分をリベットに使ったり
残った部分を軸打ちに使ったり(その時にも太さの表記が生きるのですよ)
フリウルのメタルキャタピラを連結するのに使ったり…
それなりに活用が出来ます。

でもって、けがきだけで無くモールド彫りにも使ってまして
これで彫ったのがコレ



デザインナイフでアタリを付けた後に、このけがき針でしっかりと彫る事で
複製した場合にもモールドがハッキリしてます。

昔からある方法でそれなりに便利なので重宝してます。
えー、今更ですがキットの製作に有ると便利
…というか、場合によっては必須な道具をご紹介。
つーても特別なもんじゃございません。

ウチのキットに使ってるボール関節の場合
初期の『Fジャック/パック」『2/3ガン』はコトブキヤのプラボールを使っていて
昨年出した『炎神丸』と『コンボス/Sコンボス』からはWAVEのプラサポを使ってます。
プラボールの場合、正確なサイズをちょっと把握していないので
ポリボールに換えるとなると結構面倒です。
その点プラサポはハッキリと明記してあるので今後はこちらを使っていく事になるかと…。

で、一応パーツには受けの穴があるのですが、生産が重なって来ると型のその部分のシリコンがちぎれてしまい埋まってしまう事があります。
そんな時には買って頂いた方に開けてもらうのをお願いするかたちになりますので
その際に必要な穴開け具のご説明…と。



1〜3㎜は普通にタミヤ製でOKなんですが、それ以上となるとピンバイスでは出来ないので、ダイソーなんかで売ってる6角チャック式の物を使用します。
これはぶっちゃけネジ式で締め付ける方式の物より便利。
円で固定していないので空転したりしませんし。
後付け替えも抜き差しするだけなのでスピーディー。
これならウチのキットで使用している4㎜径の穴も余裕です。
ただ、埋まっている所にいきなり4㎜は無理がありますので、まずは1㎜くらいで中心をとり、その後2〜4という感じで大きくしてくださいませ。
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